わたしのおもちゃ箱

人生は楽しい。何を選んで遊ぶか、それは自分次第。

虫の知らせ。

とある
お寺に向かう。


崖を登らないと
お参りできない
お寺。


登りきると
購入出来るお守りの
指輪。


それを
私たちは
頂きに、はるばる
やってきたのだ。

崖より前に
立ちはだかる
急で
長い階段。


ご利益あると
言われて

登り始めるが、、、


まさかの
出来事。



スズメバチ
現れたのだ。


確かに
『注意』とは
書いてある。


友は
ダッシュ
逃げた。


私も
後を追いかけようとした、、、


だが、
逃げられない。

アタマの周りに
数匹、
足元に数匹、、、


スズメバチ
囲まれてしまったのだ。

身動きが
取れない、、、


隙を見て
逃げる。


こんな所で
行くのを
諦めなければ
ならないのか?


時間を置き、
ダッシュ
駆け上がるコトにした。


だが、
そんな簡単な
階段では
ない。


でも、
友と2人
恐怖と戦いながら

かけ登った。


そこからだ。

ロッククライミングのような
崖を
登っていくのだ。


平気だと
ワクワクしながら
登り始める、、、


そんな
私に

ハチとアブが止まり
その周りを
スズメバチがグルグル
飛んで回っている。


私は
ここに来ては
行けなかったのだろうか、、、


諦めかけた
私たち。

一呼吸、、、
落ち着いて
考えていた。

そんな時

他の訪問者が
訪れる、、、

空気を変えようと
声をかけてみる。


その方たちと
頑張ってみるコトに
した。


すると
嘘かのように

ハチも
アブも

来ない、、、


無事
たどり着いたのだ、、、


登る最中

まるで
人生かと如く
キツい
段差。

上を見上げると
途方に暮れたが

足元を見て
しっかりと
足を地につけ

踏み込むと
簡単に
進んでいく、、、


人生も
そうなのかも。

そんな
気づきがあった。


後になって
わかった
ハチの襲撃は

ここに来る前に
自分を振り返りなさいと

知らせていたのだと。


今をしっかり
見つめる。

一呼吸置いて
冷静に
判断して
行動する、、、


その気づきが

指輪を
手に入れられた
結果だ。


仕事も
ダンスも

愛する人のコトも

みんな
そういうコト
なんだ、、、


今を
しっかり着実に
こなして行く

それが
シアワセへの
近道だと、、、


年内に
お礼参りに
来られたら

いいな。

なんて
2人で
思っていた、、、


私、
シアワセに
なります。